輸入住宅の坪単価はどれくらいが相場？

輸入住宅の坪単価はどれくらいが相場？

輸入住宅を建てたいと希望しているものの、価格が心配という方は少なくないでしょう。
輸入住宅の坪単価は、住宅のグレードや使用する資材などによって大きく異なりますが、平均では60～90万円前後となっています。
例えば、40坪の住宅を建てる場合の建築費用は2,000～3,000万円ほどになります。
一般的に、大手ハウスメーカーで日本式の住宅を建てる場合の坪単価は70～80万円ほどなので、輸入住宅の価格は日本式の住宅とほとんど変わりません。
ただし、輸入住宅と日本式の住宅の価格差は、グレードを高くするほど大きくなります。
外観のデザインや内装、住宅設備などにこだわった場合、1坪あたりの建築費が100万円を超えるケースも少なくありません。
特に、海外からの輸入する資材や設備が増えると、その分の輸送コストが建築費に上乗せされます。
日本式の住宅よりも大幅に高くなる可能性もあるので、予算とこだわりのバランスを見極めることが重要となります。

ローコストで輸入住宅を建てることは可能？

輸入住宅に対して価格が高いというイメージを持っている方は非常に多いかと思いますが、実際には日本式の住宅とほとんど変わりません。
確かに、使用する資材や設備などにこだわった場合は坪単価が100万円を超える可能性もありますが、工夫次第では坪単価を抑えることも可能です。
輸入住宅をローコストで建てるためには、外観をシンプルにしたり壁を少なくしたりするなどの工夫が必要です。
住宅の建築コストは、建物の凹凸や壁が多くなるほど高くなるので、可能な限り外観をシンプルにしたり壁を少なくしたりすることを検討しましょう。
なお、輸入住宅の多くは外壁で建物を支える構造となっているので、壁を減らしても建物の強度が低下する心配はありません。
また、輸入住宅を検討している方の中には資材や設備にこだわりたいという方も多いかと思いますが、国産の資材や設備を使った方がコストの抑制につながります。
そのため、海外の資材や設備は特にこだわりが強い部分のみに使い、それ以外の部分については国産のものを取り入れるといった工夫をしましょう。